ニュース 2022.05.03. 17:22

ロッテ、足を絡めた攻撃で得点も…借金は今季ワーストの「5」

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選手交代を告げるロッテ・井口資仁監督(C)Kyodo News
2022.05.03 13:00
埼玉西武ライオンズ 4 終了 2 千葉ロッテマリーンズ
ベルーナドーム
○ 西武 4 - 2 ロッテ ●
<6回戦・ベルーナドーム>

 ロッテは3回に先制しながらも、その裏に先発・小島和哉が山川穂高に2ランを浴びるなど3点を失い、西武に2-4で敗れた。攻守に記録に残らないミスが相次いだロッテは、今季ワーストの借金5となった。

 ネガティブなことばかりではない。苦しんでいた打線が、“1つ先の塁”を狙う積極的な走塁で得点を奪った。0-0の3回に先頭のエチェバリアがライト前に運ぶと、続く髙部がライト前の安打で一塁走者のエチェバリアが三塁へ。佐藤都志也の適時打で先制のホームを踏んだ。逆転を許した直後の4回は簡単に2アウトとなったが、福田秀平が四球で出塁し、続く松川虎生が放ったピッチャー横の打球を西武の投手・佐藤隼輔がファンブルしている間に、一塁走者の福田が三塁へ。続くエチェバリアのライト前にポトリと落ちる安打で三塁走者の福田秀平が生還し、一塁走者の松川も三塁へ進んだ。結局、このイニングは1点止まりだったが、足を絡めた攻撃で得点を挙げた。

 得点には繋がらなかったが、0-0の初回一死一、二塁から山口航輝の右飛で二塁走者の中村奨吾が三塁にタッチアップすると、続く安田尚憲の打席中には一塁走者の佐藤が二塁盗塁を決めた。2-3の7回には3回に走塁ミスがあった髙部が左中間に放つと、一気に二塁を陥れる好走塁。この日8安打中、長打は1本だったが、1本の安打で一、三塁にする形が3度あった。細かい走塁ミスがあるのは気になるところだが、徐々にロッテらしい“足”を絡めた攻撃ができつつある。あとは得点に結びつける回数をどれだけ増やせるか。

 リーグ優勝を目指すうえで、これ以上借金が増えていくとなるとかなり苦しくなってくる。ミスも多くズルズルと負けが込みそうな雰囲気がある一方で、今日のような足を絡めた攻撃ができれば、得点が増えていきそうな雰囲気も出てきた。

 投手陣は先制点をもらった直後の3回裏に先発・小島和哉が3点を失ったが、6回3失点とゲームを作るなど、開幕から先発陣は変わらず役割を果たしている。リリーフ陣も開幕直後のような不安定さはなくなりつつあり、4月以降に限れば救援防御率は2.99だ。4日は今季初先発の河村説人。一方、西武の先発は前回対戦で7回途中1安打に抑え込まれた松本航と、かなり苦しい戦いが予想されるが、打線には今季初登板の河村を援護する意地を見せて欲しい。

文=岩下雄太
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