得点圏打率.176に落ち込む
中日は投打ともに振るわず敵地で2連敗。
初回、2番の岡林勇希がヒットで出塁し、続く郡司裕也は四球を選び、一死一・二塁とチャンスを迎えたが、4番のビシエドはファーストフライ。阿部寿樹は四球で満塁とするも、石川昂弥が中飛に倒れて先制の好機を生かせず。その裏の守りではDeNA・先頭の楠本泰史の当たりを一塁手のビシエドがファンブル。先発の福谷浩司は2番の神里和毅を打ち取るも、佐野恵太に四球を与えると、4番の牧秀悟に先制3ランを浴びた。
序盤で主導権を失った中日はその後もチャンスで1本が出ず11残塁と打線が繋がらず、大敗を喫した。
5日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した大矢明彦さんは、攻守に精彩を欠いた主砲のビシエドについて「足が動かなくて上体だけで追いかけていくようなフットワークの無さ。どこか体調が悪いんじゃないかと心配するくらいの動き」と初回のエラーについて言及。
「バッティングのほうも結構ストレートに詰まる。詰まるので(意識が)振らなきゃ振らなきゃとなって低めのフォークを振らされるという。なんか、自分でハマっちゃってる気がしますね」と打撃でもスランプに陥っている状態を指摘。「4番がこれだとちょっと困りますね…」と主砲の不調を嘆いた。
ビシエドは今季、打率.237、2本塁打、10打点と調子が上がらず、得点圏打率は.176とチャンスで4番の役割を果たせずにいる。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』