Rソックス戦に勝利し、チームメイトと喜び合う大谷(右端)

● レッドソックス 0 - 8 エンゼルス ○
<現地時間5月5日 フェンウェイ・パーク>

 エンゼルスの大谷翔平選手(27)が5日(日本時間6日)、敵地でのレッドソックス戦に「3番・投手兼指名打者」で先発フル出場。投げては7回無失点11奪三振、打っては2安打1打点と投打に渡る活躍を見せ、メジャー最古の球場として知られるフェンウェイ・パークで今季3勝目(2敗)を挙げた。

 右股関節の張りで中7日で迎えた今季5度目のマウンド。初回から振り逃げ含む3三振を奪うなど不安を感じさなかった。5回には今季最速の100.3マイル(約161.4キロ)を計測。2点リードで迎えた7回は二死三塁で1番・ストーリーを空振り三振に仕留め渾身のガッツポーズを作った。今季最長の7回を同最多の99球で投げ抜き、6安打無失点、11奪三振無四球の快投。試合前4.19だった防御率は3.08に良化した。

 打っては4回の第2打席、中堅フェンス直撃の単打を放ち2試合ぶりの安打をマーク。8回の第4打席ではグリーンモンスター直撃の適時打を放ち自らを援護した。打席では4打数2安打1打点。打率は.240となった。

 エンゼルスは両軍無得点で迎えた7回、5番・ウォルシュの右越え2ランで先制。8回は打者9人を送り込む猛攻で一気に5点を追加した。投げては大谷が7回無失点と力投したあと、2番手・メイヤーズも2回無失点。完封リレーで試合を締めた。

 大谷は“元祖二刀流”と言われるベーブ・ルースが投打で大活躍したメジャー最古の球場で躍動。エンゼルスによると、同球場で先発投手が4番までの上位打線に名を連ねるのは、ルース以来103年ぶり。

 現代の二刀流スターは「序盤は苦しい展開でしたけど、最終的に素晴らしいゲームだったと思います。ロースコアのゲームだったので1点もやらないつもりでした。素晴らしい球場で、素晴らしい人がプレーしてたところでプレーできるのはありがたいこと。良いゲームができて、またひとつ励みになりました」とフェンウェイ・パークでの初登板初勝利を振り返った。

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ベースボールキング編集部

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