テンポ良く7回97球、防御率は4.05
パドレスのダルビッシュ有投手(35)が6日(日本時間7日)、本拠地ペトコ・パークでのマーリンズ戦に先発登板。今季最長の7回を5安打2失点に抑え、今季3勝目の権利を持って降板した。
初回は11球で3者凡退の好スタート。1点リードの2回は二死から連打を許し一、三塁のピンチを招いたが、8番・ロハスを遊ゴロに退けゼロを刻んだ。3回は再びテンポ良く3人で斬り序盤3イニングで計36球。4回、5回もゼロを刻み勝利投手の権利を得た。
3点リードに変わった6回、この試合初めて先頭打者の出塁を許すと、2番・アギラに低めのカットボールを左翼席へ運ばれた。1点差に迫られたが、続くクーパーを96.1マイル(約155キロ)の直球で3球三振に仕留めるなど後続をピシャリ。7回は再びテンポ良く3人で終え、計97球、5安打2失点、3奪三振無四球の好投で防御率は4.05となった。
今季2戦目だった12日(同13日)のジャイアンツ戦で2回途中9失点と大崩れしたが、7回途中1失点で今季初勝利を挙げた17日(同18日)のブレーブス戦以降は4試合連続でクオリティ・スタート(QS=6回以上、自責点3以下)を達成。この日も安定した投球で1点リードの8回から救援陣にマウンドを託した。