2022.05.07 14:00 | ||||
オリックス・バファローズ | 1 | 終了 | 7 | 東北楽天ゴールデンイーグルス |
京セラD大阪 |
● オリックス 1 - 7 楽天 ○
<5回戦・京セラD大阪>
オリックスは5月に入ってから白星なく6連敗。今季15勝20敗の借金5となり、首位・楽天とのゲーム差は「10.5」に広がった。
今季6度目の先発で初勝利を目指した山﨑福也は、好調の楽天打線を初回こそ三者凡退に打ち取ったが、2回先頭への四球をきっかけに一・三塁のピンチを招き、6番・鈴木大地の犠飛で先制点を献上。3回は無死一・三塁から3番・浅村栄斗の併殺打の間に1点を失い、1点差で迎えた6回には9番・炭谷銀仁朗に適時打を打たれ、再び2点差とされてしまった。
6回8安打3失点で降板した山﨑福は、「先頭打者を出してしまうイニングも多かったですし、その中でもフォアボールで先頭を許してしまったところは反省しなければいけません。6回のところは、なんとか1点差のまま凌ぎたかったのですが、粘り切ることができず悔しいです」と悔しさを滲ませていた。
オリックスは4回に頓宮裕真が適時二塁打を放ち1点を返すも、早川隆久を6回まで1得点と攻略出来ず。山﨑福の後を受けた2番手の小木田敦也、3番手のセサル・バルガスがそれぞれ2点を失い万事休す。山﨑福に今季4敗目(0勝4敗)が記録された。
試合後、中嶋聡監督は「調子的にはイマイチでしたけど、よく粘って投げたと思います」と山﨑福の投球を評価しつつ、「痛いところですよね。3点目も痛かったですし、離されたところも痛かった。追いつくことももちろんなんですけど、ひっくり返すということが出来たら、もうちょっといいのかなと思うんですけどね」と、攻守が噛み合わない展開を振り返った。
新型コロナウイルスの影響で杉本裕太郎、福田周平といった主力選手を欠いた戦いを強いられ、今月は経験の浅い若手を起用するなかで連敗が続いているが、「確かに若いメンバーかもしれないですけど、これを乗り越えないといけないですし、期待してますし、やって欲しい」と指揮官は奮起に期待。
続けて、「どういう目つけであるとか、方向であるとか、何をしなければいけないとか、そういうところがあまり整理されてなかったのかなと。そういう点では先にこちらから指示しておけば良かったのかなとも思いますし、やれることは全部手を打っていかなきゃどうしようも出来ない」とベンチワークの反省点にも言及し、「まず一つ勝たないと。連敗止めないと。そこから始まりますので。だから明日、全力で行くしかない」と力を込めた。
首位・楽天とのゲーム差はこれで「10.5」。昨季は交流戦前から巻き返し、リーグ優勝までたどり着いたとはいえ、これ以上離されるわけにはいかない。
取材・文=どら増田
<5回戦・京セラD大阪>
オリックスは5月に入ってから白星なく6連敗。今季15勝20敗の借金5となり、首位・楽天とのゲーム差は「10.5」に広がった。
今季6度目の先発で初勝利を目指した山﨑福也は、好調の楽天打線を初回こそ三者凡退に打ち取ったが、2回先頭への四球をきっかけに一・三塁のピンチを招き、6番・鈴木大地の犠飛で先制点を献上。3回は無死一・三塁から3番・浅村栄斗の併殺打の間に1点を失い、1点差で迎えた6回には9番・炭谷銀仁朗に適時打を打たれ、再び2点差とされてしまった。
6回8安打3失点で降板した山﨑福は、「先頭打者を出してしまうイニングも多かったですし、その中でもフォアボールで先頭を許してしまったところは反省しなければいけません。6回のところは、なんとか1点差のまま凌ぎたかったのですが、粘り切ることができず悔しいです」と悔しさを滲ませていた。
オリックスは4回に頓宮裕真が適時二塁打を放ち1点を返すも、早川隆久を6回まで1得点と攻略出来ず。山﨑福の後を受けた2番手の小木田敦也、3番手のセサル・バルガスがそれぞれ2点を失い万事休す。山﨑福に今季4敗目(0勝4敗)が記録された。
試合後、中嶋聡監督は「調子的にはイマイチでしたけど、よく粘って投げたと思います」と山﨑福の投球を評価しつつ、「痛いところですよね。3点目も痛かったですし、離されたところも痛かった。追いつくことももちろんなんですけど、ひっくり返すということが出来たら、もうちょっといいのかなと思うんですけどね」と、攻守が噛み合わない展開を振り返った。
新型コロナウイルスの影響で杉本裕太郎、福田周平といった主力選手を欠いた戦いを強いられ、今月は経験の浅い若手を起用するなかで連敗が続いているが、「確かに若いメンバーかもしれないですけど、これを乗り越えないといけないですし、期待してますし、やって欲しい」と指揮官は奮起に期待。
続けて、「どういう目つけであるとか、方向であるとか、何をしなければいけないとか、そういうところがあまり整理されてなかったのかなと。そういう点では先にこちらから指示しておけば良かったのかなとも思いますし、やれることは全部手を打っていかなきゃどうしようも出来ない」とベンチワークの反省点にも言及し、「まず一つ勝たないと。連敗止めないと。そこから始まりますので。だから明日、全力で行くしかない」と力を込めた。
首位・楽天とのゲーム差はこれで「10.5」。昨季は交流戦前から巻き返し、リーグ優勝までたどり着いたとはいえ、これ以上離されるわけにはいかない。
取材・文=どら増田