2022.05.08 14:00 | ||||
オリックス・バファローズ | 1 | 終了 | 2 | 東北楽天ゴールデンイーグルス |
京セラD大阪 |
復帰2戦目の則本が好投!チーム防御率2.46
パ・リーグ首位を走る楽天は8日、オリックスとの延長戦を制し10連勝。貯金を今季最多の「17」とした。
楽天は新型コロナウイルスの影響で離脱していた先発の則本昂大が、復帰後2度目のマウンドで今季最長となる7回3安打1失点と好投し、リリーフ陣も無失点リレー。打線は3回に併殺崩れの間に1点を挙げてから、なかなか追加点が奪えなかったが、延長10回に4番・島内宏明が決勝2号ソロを右翼席に放り込んだ。
同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の阿波野秀幸さんは、「役者が揃ったなという感じ。今日は則本が好投しましたし、ローテーションもまとまってきた」と、復調を感じさせる好投を見せた則本について触れつつ、「島内が延長で決めましたけど、鈴木大地もホームラン(※カード初戦に決勝弾)を打ったりとか、それまで元気がなくても勝負どころで『ここ!』というバッティングをするんですよ。このチームは勝ち方を知っている軍団になってきたなと感じますね」と、勢いが止まらない楽天の勝ちっぷりを振り返った。
また、同番組に電話出演した平松政次さんも、「10連勝するというのは弱くちゃできないもんね。やっぱり力がありますよ」と投打ともに自力があることを強調し、「投手が2点か3点に抑えちゃうからね。7日終了時点でチーム防御率が2.52。相当投手陣が安定してますよね」と、阿波野さん同様にピッチングスタッフの充実ぶりを評価していた。
なお、8日の試合結果を受けたチーム防御率は西武(2.41)に次ぐリーグ2位の「2.46」で、1イニングあたりの許出塁数を表すWHIPはリーグ1位の「1.06」。先発投手のクオリティースタート率もリーグ最高の73.3%を記録しており、球界トップクラスの陣容を誇る投手陣が快進撃を牽引している。
▼ 楽天の主な投手陣
<先発ローテーション>
田中将大 5試(37回) 防1.46 3勝1敗
岸 孝之 5試(32回) 防2.81 3勝0敗
早川隆久 5試(32回) 防1.69 3勝1敗
涌井秀章 5試(31回) 防3.19 3勝1敗
瀧中瞭太 5試(30回) 防3.00 1勝1敗
則本昂大 3試(17.1回)防2.60 1勝1敗
<リリーフ>
松井裕樹 16試 防1.15 10セーブ
安樂智大 15試 防3.14 7ホールド
ブセニッツ 10試 防0.93 7ホールド
西口直人 10試 防5.63 4ホールド
弓削隼人 8試 防0.00 1セーブ
宋 家豪 8試 防1.13 4ホールド
石橋良太 6試 防3.24 2ホールド
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』