2試合連続弾で連勝に貢献
中日が敵地でヤクルトに2連勝。
ケガに加えてコロナ禍直撃により離脱者が続出している緊急事態の中、投手陣が奮起して2試合連続の完封勝利を挙げた。
「1-0」「2-0」という息詰まる接戦で存在感を発揮しているのが、アリエル・マルティネス選手(25)だ。
10日の試合は「6番・左翼」で先発出場して4打数3安打の大暴れ。唯一の得点となるソロを放つと、11日の試合は「4番・左翼」で第1打席に2試合連続の一発。3打数2安打・1打点と連夜の大活躍で連勝に貢献した。
11日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した田尾安志氏も、「ビシエドのほかに長打を打てる外国人選手がもう一人ほしかった。今ビシエドが苦しんでいる中で、こうしてアリエルが本塁打を打ってくれているのは大きい」とその働きぶりを称える。
同じく番組に出演した金村義明氏も「しばらくこの打順(4番)で行くんじゃないですかね。ビシエドも楽になる」とし、不振に苦しむ主砲に与える好影響にも期待。
投手陣が好調をキープしているだけに、あとはいかにして得点を挙げるか。頼れるベテラン・大島洋平をケガで欠き、若き大砲・石川昂弥と正捕手・木下拓哉をコロナで欠く非常事態をチャンスと捉える新星の台頭も待たれる。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』