広島・大瀬良は4年ぶり2度目
日本野球機構(NPB)は13日、3・4月度の「大樹生命月間MVP賞」受賞選手を発表。
セ・リーグは大瀬良大地投手(広島)と岡本和真選手(巨人)、パ・リーグは佐々木朗希投手(ロッテ)と楽天の西川遥輝選手(楽天)が選出された。
パ・リーグ投手部門で初受賞した佐々木朗は、4月10日・オリックス戦で史上16人目となる完全試合を達成し、17日・日本ハム戦でも8回までパーフェクトの快投を披露。5試合(36回)に登板しリーグトップタイの3勝と単独トップの60奪三振をマークした。
同野手部門で選手された西川も、プロ12年目にして嬉しい初受賞。今季から加入した楽天で不動のリードオフマンを務め、期間中は全23試合に出場し打率.333、5本塁打、21打点、7盗塁の好成績をマーク。持ち前の選球眼でリーグ2位の出塁率.472を記録し、同トップの25得点で打線を牽引した。
セ・リーグ投手部門では、広島の開幕投手を務めた大瀬良が2018年5月度以来2度目の受賞。開幕から期間中に登板した全6試合でクオリティースタート(6回以上自責点3以下)を記録し、今季初完封を含むリーグトップタイの4勝、リーグ3位の防御率2.25の好成績を残した。
同打者部門では岡本和がプロ8年目で初受賞。2年連続で打撃2冠に輝いている巨人の主砲は、開幕から打撃好調で期間中に記録した10本塁打、25打点がリーグトップ。4月末には4試合連発とアーチを量産し、両リーグ最速で2ケタ本塁打にも到達した。