8回1失点14奪三振の力投
13日の日本ハム戦に先発したソフトバンクの千賀滉大は自己最速の164キロを記録するなど、8回1失点14奪三振と好投したが味方の援護に恵まれず今季初黒星を喫した。
千賀は初回に松本剛と石井一成から連続三振を奪うと、続く清宮幸太郎に投じた5球目に自己最速更新する164キロを記録。3回までに日本ハム打線から6奪三振と完璧な立ち上がりを見せる。
しかし、4回、先頭の石井にレフト前のヒットを打たれると、清宮との場面で投球中に躓きボークとなり、無死二塁のピンチを迎える。清宮と野村佑希を連続三振に抑えて二死までこぎつけるも、万波中正にセンターへのタイムリーを許し失点。その後は7回まで毎回の14奪三振と完璧な内容で8回、122球、被安打4、1失点で完投した。
13日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した五十嵐亮太さんは「(ここ数試合)内容が良くて勝ちがつかないというところで本人も先制点をどうにか相手に渡さないという思いでやっているのですが…」と語り、「なんとか打線の援護がほしいところではありますよね」と打線の奮起を促した。
MCを務めた真中満さんも「内容が非常にいいだけに勝たせてあげたい思いなんですが…」と語り、打線の援護がなく今季初黒星を喫したエースに同情した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』