◆ 15年目・1513試合目で1500本目の安打
巨人は15日、本拠地で中日に敗れ連勝がストップ。
2発・17安打を浴びての敗戦となったが、その中で存在感を発揮したのが丸佳浩だ。
12日の試合から1番を任されているベテランはこの日も2安打・1盗塁をマーク。7回裏、二死走者なしで放ったライトへの安打はプロ通算1500本目の安打だった。
千葉経大付高から2007年の高校生ドラフト3位で広島に入団し、2018年のオフにFAで巨人へと移籍。今年がプロ15年目、1513試合目で節目の記録に到達した。
15日のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説陣もこの記録を祝福。真中満氏は「良い時の丸に戻ってきた」と今後の期待も口にしている。
昨年は118試合の出場で打率.265、安打数はレギュラー定着後最少の104本に留まるなど苦しい戦いを強いられたが、「やっぱり存在感がありますね」とコメント。
また、「身体が丈夫ですよね。試合に出てくれるというのは監督として助かる」と11年連続で100試合以上に出場する“鉄人”ぶりも称えつつ、「坂本が離脱しているので、丸が頑張って行かないと」とさらなる奮起にも期待を寄せた。
同じく番組に出演した齊藤明雄氏も「1試合1本の計算ですよね。すごいなと思います」と、調子が悪くても“一日一善”を崩さない安定感を強調。「巨人に行ってからは良かった時と比べると安打が少なかったりもしますが、ここぞという時にはしっかりと働いている」と語った。