育成ルーキーと7年目の内野手が受賞
日本野球機構(NPB)は16日、イースタン/ウエスタン両リーグが制定する『スカパー!ファーム月間MVP賞』の3・4月度受賞選手を発表。
イースタン・リーグからは楽天の育成右腕・宮森智志投手(23)、ウエスタン・リーグからは中日の7年目内野手・石岡諒太選手(29)がそれぞれ選出された。
宮森は呉商高から流通経済大、四国IL・高知を経て昨年の育成ドラフト1位で指名を受けたルーキー。193センチの長身から投げ込む速球を武器に3・4月は10試合の登板で9セーブをマーク。防御率0.90と安定した成績を残した。
石岡は神戸国際大付高から社会人・JR東日本を経て、2015年のドラフト6位で中日に入団。一時は育成契約となる時期もあったが、昨年8月に支配下に復帰して10月に念願のプロ初安打も記録した。この3・4月はファームで23試合に出場して打率.378、28安打をマーク。さらには7盗塁、出塁率.467と4つの部門でリーグトップの成績を叩き出している。
受賞選手には両リーグから記念品と、スカパーJSAT株式会社からは賞金5万円が贈られる。