ニュース 2022.05.17. 20:53

広島、9回2点差も巨人に逆転サヨナラ負け… 初完封目指した遠藤の続投が裏目に

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広島 遠藤淳志
2022.05.17 18:00
読売ジャイアンツ 3 終了 2 広島東洋カープ
宇都宮
○ 巨人 3x - 2 広島 ●
<10回戦・宇都宮>

 広島は遠藤淳志のプロ初完封へのカウントダウンから一転、9回2点差をひっくり返され、上位対決で手痛い逆転負けを喫した。

 5年目右腕の遠藤は、磯村嘉孝とのバッテリーで5回までわずか1安打と上々の内容でゲームメイク。8回終了時点で球数は100球を越えていたものの、2点リードで迎えた9回表一死満塁のダメ押しチャンスも、広島ベンチは遠藤をそのまま打席へ。ここで遊ゴロ併殺に倒れ、追加点を奪えないまま9回裏の守りに突入した。

 すると最終回、イニング先頭の2番・ウォーカーと3番・吉川尚輝に連打を浴び、4番・岡本和真には制球ままならず四球。無死満塁の大ピンチを招いたところで、広島ベンチはようやく投手交代を決断し、左腕のターリーに火消しを託したが、ポランコに左前打、続く中島宏之に左越えの決勝打を許し、クローザーの栗林良吏を起用することなく大逆転負け。

 8回0/3(120球)を投げ5安打3四球3失点の遠藤は、プロ初完封まであとアウト3つに迫りながら、今季3敗目(2勝)を喫した。

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