チーム最年長の中島がサヨナラ打
巨人は中島宏之の逆転サヨナラ打で広島に勝利し、2位に浮上した。
2点を追う9回、先頭のウォーカー、吉川尚輝の連続安打、岡本和真が四球を選び無死満塁。続く、ポランコは広島の2番手・ターリーから左前適時打を放って1点差に迫る。なおも無死満塁で中島が左中間へ逆転サヨナラタイムリーを放ち、劇的な勝利を収めた。
17日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた大久保博元さんは「原監督も今日の中島(の勝負強さ)が欲しくて獲ってますから。巨人に来て打てないときもありましたが勝負強いですからね」とチーム最年長39歳の殊勲打を称賛すると、番組に出演した巨人OBの斎藤雅樹さんも「こういう場面ではもうイケイケの感じで一番力を発揮する選手ですね」と同調。
同じく解説を務めた松中信彦さんも「(現役時代に)一緒にやっていましたけど初球からどんどん振っていくバッターで相手として嫌でしたね」と好機で臆することなくバットが振れるベテランの積極性を評価した。
プロ20年目39歳の中島は巨人移籍4年目で初のサヨナラ打となった。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』