2022.05.21 14:00 | ||||
東北楽天ゴールデンイーグルス | 0 | 終了 | 6 | オリックス・バファローズ |
楽天生命パーク |
アベレージヒッターかと思いきや一発も
オリックスの新外国人選手、ジョー・マッカーシー選手(28)が21日、敵地での楽天戦で来日初本塁打を含む猛打賞2打点2得点の活躍を見せた。
前日のデビュー戦に続き、「5番・指名打者」で先発出場すると、2回に相手先発・早川のカットボールを左前へ運び、来日5打席目にして初安打をマーク。この一打で先制のチャンスを迎えたオリックスは、二死後に伏見が適時二塁打を放ち、マッカーシーもチーム2点目のホームに生還した。
左腕攻略のキッカケとも言える一打を放った新助っ人は、6回の第3打席に右腕・小峯のフォークを右安打とし、4点リードの8回無死一塁の場面では、右腕・髙田萌が投じた初球の高め直球をコンパクトなスイングでとらえ右翼席へ。来日初本塁打で猛打賞を飾った。
マッカーシーの1号2ランについて、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の大久保博元さんは、楽天バッテリーが弱点を模索する中で失投をとらえられたとの見解を示し、「基本遠いところ(外角)で勝負しますよね。外角いったなかで(内角に)強い球いってみようかっていったら、高めをあれだけ上から打ってホームランにできた。外国人選手でハイボールヒッターっていうのは珍しい」と話し、「『高めは気をつけなきゃないけない』というデータが各球団にいくんじゃないか」と続けた。
また、同じく番組に出演した笘篠賢治さんは、力感ない立ち姿勢からシンプルにバットを振り出す打撃フォームについて言及し、「なかなか珍しい打ち方だと思います。打ち終わった後のフォローが背中までいかない。パチン!と途中で終わるような独特な打ち方。変化球だとかストレートへのバットコントロールというか、バットに当てるということは非常に上手いかもしれない」とコンタクトに長けた打者であるとの見解を示した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』