5番・マーシュの押し出し四球で2点目の生還
エンゼルスの大谷翔平選手(27)が21日(日本時間22日)、本拠地エンゼルス・スタジアムでのアスレチックス戦に「1番・指名打者」で先発出場。第3打席に鮮やかな左前打を放ち、5試合ぶりのマルチ安打をマークした。
エンゼルスは前日の同戦で、右翼フェンスに頭を強打した打撃好調のウォードがスタメン外。代わりに大谷が、4月24日(同25日)のオリオールズ戦以来、25試合ぶりに1番で起用された。
初回の第1打席はアスレチックスの先発右腕・モンタスと対戦。カウント2-2後の97.2マイル(約156キロ)の直球に詰まらされたが、打球は守備シフトの逆を突く三塁への内野安打となった。これが3試合ぶりの安打。無死一塁とチャンスメイクしたが、後続が倒れ先制のホームインとはならなかった。
3回の第2打席は二死無走者の場面で一ゴロに倒れたものの、再び先頭で迎えた6回の第3打席は左前へクリーンヒット。3番手左腕・コラレクの2球目シンカーを鮮やかに流し打った。大谷はそのあと三塁へ進み、5番・マーシュの押し出し四球で2点目となる生還。2試合連続となる今季29得点目を記録した。