ニュース 2022.05.23. 06:44

巨人は連敗で交流戦へ 流れに乗れない髙橋優貴を象徴したプレー「四球や安打は仕方がないが…」

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適時打を放つ阪神・近本と巨人の先発・髙橋優貴 (C) Kyodo News

「かんたんにアウトが取れるところ」


 巨人は敵地で阪神に連敗。カード初戦で5時間超えの熱戦を制しながら、2連敗でカード負け越しを食らった。

 22日の試合は2年目左腕・伊藤将司にゼロ封負け。相手を上回る8安打を放ちながら、あと一本が出なかった。




 先発した髙橋優貴は2回、突如乱れて2者連続の四球を与えてしまうと、犠打と四球で満塁から1番・近本光司にまっすぐを弾き返される適時打。先制点を与えてしまう。

 なおも満塁から三振でアウトを取ったが、大山悠輔にはレフトに運ばれてこの間に二者が生還。ベンチから原辰徳監督が立ち上がり、左腕を諦めた。

 代わった戸田懐生も内野安打の間に失点したため、この日の内容は1回2/3を投げて48球、被安打3も四球を3つ与えて4失点(自責は3)。今季4敗目(1勝)を喫した。



 22日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した齊藤明雄氏は「勝ち越して交流戦を迎えたいところだったと思う」と、重要な試合での背信投球について言及。

 なかでも気になった部分に失点をする前の初回を挙げ、先頭の近本に安打を浴びてつづく中野拓夢が犠打を試みたシーンをピックアップ。打球を処理してさあ一死二塁……というところ、髙橋の緩いボールが悪送球となって無死一・二塁とピンチを広げてしまった。

 「四球や打たれるのは仕方がないが、初回からいきなりバントの処理でエラー。かんたんにアウトが取れるところであのミスは……」と齊藤氏。「ベンチで注意はされていると思いますが、足の運びが悪かったですね。もう一歩踏み込んで投げないと。短い距離でもおろそかにしてはいけない」とし、投球はもちろんのこと、ひとつのアウトをしっかりと取るための意識が重要だと強調した。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』



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