パ投手との対戦は「楽しみ」
24日から幕が開くセ・パ交流戦。新たな戦いを前に、DeNAの不動の4番・牧秀悟が意気込みを語った。
自身2回目となる交流戦について「いつもと違う雰囲気で、色々なピッチャーと対戦できることがすごく楽しみ」と第一声。
明日からのソフトバンク戦では11日にノーヒットノーランを達成した東浜巨との対戦の可能性もあり、「自分自身はじめて対戦するピッチャーなので、受け身にならずどんどん攻めていく気持ちでやって行きたい」とコメント。
さらに「昨年まで中日にいた又吉(克樹)さんも……」と名前も挙げ、「ソフトバンクではどういったピッチングをしているのか。昨年は対戦成績が良くなかったので、楽しみなところがあります」。昨季は6の1で対戦打率.167と封じ込まれた変則右腕との対決を熱望した。
また、目下大注目の佐々木朗希についても「すごく良い球を持っている。対戦が楽しみなピッチャーなので、一打席一打席たのしみながらやっていきたい」と目を輝かせる。
挙げた投手以外にも、パ・リーグの投手に対しては「まっすぐの強さ」を印象として強調。「コントロールはアバウトですが、ファウルになるまっすぐや、速くて強い変化球をゾーンに投げてくる」とも。
事前の準備としては「データがあれば見ます。いつも以上に攻める気持ちで打席に立ち、狙い球を絞ることも大事になってくる」と、対策を練って挑んで行くという。
今年は“不動の4番”として迎えるセ・パ交流戦。「後半戦につながる大事な期間だと思いますので、チームに勢いをつけるためにも一戦一勝でやっていきたいと思います」と力強く宣言。
昨年は打率.357、本塁打3、OPSは.920の好成績。チームの交流戦3位躍進の原動力となっただけに、2年目でさらにグレードアップした姿をパ・リーグ相手に見せつけたい。
取材・文=萩原孝弘