勝ち越しを許した5回の守りに言及
5月15日の巨人戦を最後に白星から遠ざかっている中日。
25日の西武戦も1-2と惜敗を喫し、連敗は「7」に伸びた。
初回に幸先よく先制するも、2回に相手4番・山川穂高に一発を浴びてすぐさま1-1の同点に。
それでも、先発・髙橋宏斗は力のある速球を武器に粘りの投球を展開したが、味方打線が西武のサブマリン・與座海人の前に沈黙。同点のまま試合が進んで行く。
迎えた5回表、先頭の愛斗に安打を浴びると、犠打で一死二塁。8番・川越誠司の打席中には、愛斗に完璧にスキを突かれて三盗を決められてしまい、一死三塁から川越に適時打を許した。
結局、この1点が決勝点に。1-2で敗れた中日は3年ぶりとなる7連敗を喫した。
25日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した谷沢健一氏も、5回の“あのシーン”を問題視する。
同点の一死二塁から悠々と三塁を盗まれた場面について、「ショートもセカンドも牽制しない、警戒することもない。その間に走られてしまったと。あの辺が用心できるようにならないとね」とコメント。
無警戒過ぎた守備陣に喝を入れつつ、19歳・髙橋宏に関しても「ピッチャーとしてまだ若いなという感じ」。これからのチームを背負っていく右腕として、投球以外の部分について“勉強”が必要な部分と語った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』