2022.05.25 18:00 | ||||
東京ヤクルトスワローズ | 7 | 終了 | 6 | 北海道日本ハムファイターズ |
神宮 |
抑えの北山が二夜連続のサヨナラ被弾
日本ハムは抑えの北山亘基が2日連続でサヨナラ本塁打を浴び、交流戦最初のカードであるヤクルト3連戦の負け越しが決まった。
9回表に勝ち越し、6-4の2点リードで迎えた9回裏、BIGBOSSは前日にサヨナラ本塁打を浴びていたクローザー・北山にゲームの締めくくりを託すも、イニング先頭の代打・宮本丈に死球で出塁を許し、続く1番・塩見に三塁線を破る二塁打を打たれ無死二・三塁のピンチ。ここで日本ハムベンチは武田投手コーチがマウンドを訪れ一呼吸入れたものの、直後に2番・山崎晃大朗に逆転サヨナラ3ランを許しサヨナラ負け。最後は一死も奪えないまま試合をひっくり返された。
同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の池田親興さんは、「昨日やられているという気持ちは置いて、新たにマウンドに上がっているとは思うんですけど、死球で始まったところでなにかモヤモヤするものがあったと思う」と、いきなり無死で走者を背負った北山の精神状態を推察。
また、「(投手は)走者を出したところでホームランを打たれたら同点ということが頭をよぎると思うんですが、ベンチの方は2点差あるからという考え方にも見える。1点差だったらもう少し時間をかけたんじゃないかなと思うし、この9回の場面はもう少し時間をしっかりとってやらなきゃいけない場面だったと思う」と、マウンド上の投手とベンチにいる首脳陣の間に意識のギャップがあったとの見解を示した。
2点リードか、1点リードか…。わずか1点の差ではあるが、逃げ切りを図るチームに与える影響は決して小さくないのかもしれない。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』