9回を3人でピシャリ
オリックスの平野佳寿が26日の巨人戦の9回に登板し、3者凡退に抑えてリーグトップの14セーブ目を挙げた。
1点リードの9回にマウンドに立つと、先頭のポランコをフォークで空振り三振。続く、中田翔はレフトフライに打ち取り、最後は大城卓三を外角低め149キロのストレートで空振り三振に仕留めた。
26日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した江本孟紀さんは「3人でピシャっと抑えるリリーフのピッチャーがなかなか見られない中で、今日の平野はこれがリリーフだというピッチングをしていましたね。(こういうピッチングをすると)同じ勝ちでもゲームが締まるんですよ」と称賛した。
番組でMCを務めた高木豊さんは「8回のジャイアンツの攻撃を見てたら、これは9回にやられるかもと思って見ていた」と、1点を追う巨人に試合の流れがあったことを指摘。
江本さんは「こういうピッチングをしてくれると次の試合につながると思うですよ。そういう意味でも素晴らしいピッチングだったと思います」と、38歳のベテラン守護神の好投を称えた。
平野はここまで21試合に登板し、2勝2敗14セーブ、防御率は1.29と安定感抜群の投球が続いている。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』