昨年は113安打を放ち113万円を寄付
ソフトバンクは27日、6月11~12日のヤクルト戦を対象に開催する『タカガールデー2022』にて、乳がん検診の受診を啓発・推進する「ピンクリボン運動」を実施すると発表した。
試合当日は選手がピンクリボンユニフォームを着用するほか、ベースやネクストバッターズサークル、ベンチ内など球場内の各所がピンクリボンデザインに装飾され、来場者全員にピンクリボンフラッグが配布される。
10日(金)も含めた週末の夜間は、福岡タワーなどの周辺施設がピンクに染まり、タカガールデーが開催される11日(土)と12日(日)の日中には、PayPayドーム前で検診車による乳がん検診も実施されるという。
昨年度はタカガールデーで着用したユニフォームなどを出品するチャリティーオークションなどを実施し、ソフトバンク球団から認定NPO法人ハッピーマンマを通じて、総額593万2393円を乳がん啓発活動、乳がん患者のサポートのために寄付。球団とともに2018年シーズンから自身の成績に応じた寄付活動を行っている中村晃選手も113万円(安打数X1万円)を寄付した。
今年度も同様の取り組みを継続することが決まり、中村晃は「この活動を始めて今年で5年目になります。この活動を多くの人に知ってもらい、1人でも多くの人たちを救えるよう、僕も野球を頑張っていきたいです」とコメント。
認定NPO法人ハッピーマンマの大野真司代表理事は「乳がんは世界中の女性を襲う、最も多いがんの一つです。1人でも辛い人たちが減るためには、早期発見が大切です。このような支援を続けていただける中村晃選手をはじめホークスの皆さまに感謝しています」と、球団を通じて感謝のコメントを寄せた。
▼ 2021年度の寄付金
合計=593万2393円
<内訳>
439万1544円 ピンクリボンチャリティーオークション
113万0000円 中村晃選手
20万0000円 ロッテ・鳥越コーチ
12万0000円 ピンクリボングッズ売上の一部
9万0849円 マイナンバーホークス・ピンクリボンユニフォーム売上の一部