2022.05.31 18:00 | ||||
阪神タイガース | 0 | 終了 | 2 | 埼玉西武ライオンズ |
甲子園 |
「森が帰ってきたので、結構勝負してもらえる」
西武は阪神とのカード初戦を制し3連勝。4番・山川穂高が決勝の17号先制ソロを放ち、チームを勝利に導いた。
山川は2回先頭打者として迎えた第1打席に、カウント1ボールから相手先発・西勇輝の投じたシュートを強振。打った瞬間それとわかる先制ソロホームランを左翼席に放り込んだ。
甲子園ではキャリア初の本塁打で、プロ9年目にして12球団の本拠地全てで本塁打を記録。自身が本塁打を打てば今季14戦14勝と、チームの“不敗神話”も更新した。
5月31日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、現時点で本塁打と打点の主要打撃2部門でトップに立っている山川への「三冠王」の期待する声が続出。
達川光男さんは「令和初の三冠王をとるんじゃないかと思うんだけどね」と切り出し、番組MCを務めた大久保博元さんは「シンプルに“いちにのさん”で打ってくれたら成績は残る」と今季の状態の良さに言及。電話出演した井端弘和さんも「(三冠王の可能性は)充分あると思いますね。あとは打率だけだと思います」と太鼓判を押した。
31日の阪神戦では先制弾に続き、4回の第2打席に中安打を放ち、3打数2安打1四球1打点。今季17本塁打、37打点と数字を積み上げ、規定打席未達ながら打率も「.338」に上昇した。
打率トップの日本ハム・松本剛は依然として「.386」のハイアベレージをキープしているが、達川さんは「(山川も)打率3割5分くらいいけばあるんじゃないか。後ろに森が帰ってきたので、結構勝負してもらえる」と分析。ここ3試合連続で森友哉が起用されている5番打者の存在も、タイトルレースのカギを握ることになりそうだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』