2022.06.01 18:00 | ||||
横浜DeNAベイスターズ | 1 | 終了 | 5 | オリックス・バファローズ |
横浜 |
「ホームランも良かったですけど…」
オリックスは投打が噛み合い、DeNAとの対戦カードを1勝1敗のタイに戻した。打っては主砲の杉本裕太郎が2試合ぶりの一発となる4号2ランを含む2安打2打点。打撃の好調ぶりをアピールした。
今季初めて「3番」で起用された杉本は、1点リードで迎えた3回一死二塁の場面で、カウント1ボールからロメロが投じた2球目のカットボールをとらえ、バックスクリーン直撃の4号2ラン。7回一死二塁の第4打席はクリスキーの内角高め156キロを詰まりながらも右前へ運び、その後の得点機を演出した。
1日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の松中信彦さんは「ホームランも良かったですけど、僕はその次のライト前ヒット、これが良かったと思います」と第4打席の右前安打を評価。
決して会心の打球ではなかったが、「今年はインコースを徹底して攻められているんですよ。それを昨年は詰まってでも右前へ打っていたんですね。その形が7回のこの打席で出た。“調子が上がってきている”というのはすごく見えてきています」と分析した。
昨季打率.301、32本塁打で本塁打王に輝いた杉本は、今季ここまで40試合に出場して打率.216、4本塁打、12打点と寂しい数字が並ぶものの、交流戦に入ってからは8試合で32打数13安打の打率.406、2本塁打、OPS1.049と絶好調。打線を牽引する働きを見せている。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』