2022.06.01 18:00 | ||||
読売ジャイアンツ | 3 | 終了 | 6 | 福岡ソフトバンクホークス |
東京ドーム |
貴重な3点打を放つも内容はイマイチ
ソフトバンクは5連勝で巨人3連戦の勝ち越し決定。前日に5打席連続三振と精彩を欠いた主砲・柳田悠岐にも貴重な3点適時打が飛び出した。
相手先発・赤星優志の前にソフトバンク打線は3回までノーヒットだったが、4回に集中打を浴びせて3点を先制。1点を返され迎えた5回には、一死満塁のチャンスで3番・柳田が左中間へ走者一掃の適時二塁打を放って突き放した。
打撃の状態が心配された柳田に打点付きの一打が飛び出し、これで完全復調かと思われたが、1日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した元ソフトバンク・松中信彦さんは、「タイムリーにはなりましたけど、まだ本来の柳田選手じゃない」と解説。
「タイミング(のとり方)を見てもらえればわかるんですけど、あまり足を上げずに打っている。良いときはもう少し足を上げてゆったりと打つんです。悪いなかでもタイムリーを打つスゴさもあります。ただもっともっとスゴイので、まだそんなに状態は良くない」
また、松中さんは適時打になった第3打席以外の内容にも注目し、「(第2打席の)内野安打もそうですけど、衝突打ちになっていたり、崩されて空振りしたりするのがここ最近多い。タイミングをしっかりとれる打撃ができれば復調してくると思います」と、未だ完全復調の兆しは見えていないことを強調した。
今季の柳田は1日終了時点で36試合に出場し、打率.264(10-37)、7本塁打、32打点、OPS.808の成績。シーズン打率3割を過去に7度クリアした実績を誇るも、今季は開幕から打率2割台の低空飛行が続いている。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』