● エンゼルス 0 - 1 レッドソックス ○
<現地時間6月6日 エンゼル・スタジアム>
エンゼルスの大谷翔平選手(27)が6日(日本時間7日)、本拠地でのレッドソックス戦に「2番・指名打者」で先発出場。4打数1安打で3試合連続安打をマークしたが、投打が噛み合わないチームは1988年以来となる球団ワーストタイの12連敗を喫した。
大谷は初回、一死無走者の場面でレッドソックスの先発右腕・ワカと対戦。フルカウント後のチェンジアップに上手くバットを合わせた打球は右前打となり、3試合連続安打をマークした。続くトラウトは31打席ぶりのヒットとなる左前打でつなぎ一死一、二塁の好機。4番・ウォルシュも痛烈なライナーを放ったが打球は一塁手の正面をついた。この一直で二走・大谷が戻り切れず憤死。エンゼルスは併殺で先制のチャンスを逃した。
大谷はイニング先頭だった4回の第2打席もチェンジアップを捉えたが一直。二死二塁だった6回の第3打席は一転、初球から直球を続けられ空振り三振に倒れた。1点ビハインドで迎えた9回は、二死無走者の場面で完封勝利目前のワカと4度目の対戦で二ゴロ。最後の打者となり、この試合は4打数1安打1三振で打率は.242となった。
エンゼルスは計3安打と打線が沈黙し、相手先発・ワカに5年ぶりとなる完封勝利を献上。投手陣は1失点リレーの粘りも報われず、6回5安打1失点の先発・シンダーガードは4敗目(4勝)を喫した。