2022.06.08 18:00 | ||||
オリックス・バファローズ | 3 | 終了 | 6 | 東京ヤクルトスワローズ |
京セラD大阪 |
「高めの真っ直ぐが最終的に生きて来るような投球をしたい」
日本野球機構(NPB)は8日の予告先発を発表。オリックスはジェイコブ・ワゲスパック投手(28)がヤクルト3連戦(京セラD大阪)の2戦目に先発する。
前回登板の1日・DeNA戦(横浜)では5回1失点と好投し、6度目の先発登板にして来日初勝利。「(1勝目は)気にしていたところでもあるので、そこの負担が取れたというか、1個先に行けたところなので、次の登板は楽しく投げられると思う」と安堵の表情を浮かべた。
来日後は走者を背負った場面での投球が課題とされているが、苦手克服のための練習に励んでいるようで、「手ごたえも感じてきていますし、このままずっと練習も続けながら、ゲームの中でもクイックもしっかり使いながらやっていけば走者がいても問題がないと思っている」と話した。
前回登板では「いちばん自信のある球」だという高めのストレートを効果的に使って自己最多タイの7奪三振をマークしており、「いろんな球を混ぜながら、高めの真っ直ぐが最終的に生きて来るような投球をしたいと思っている」と理想の投球プランを思い描く。
セ・リーグ首位を走るヤクルト打線への警戒感も口にしつつ、「自分もここ2戦ずっと調子が上がってきているので、明日は自分の投球で、しっかりストライクゾーンで攻めて、バックを信頼して投げていきたい」と意気込んだ。
チームは6月に入ってから無傷の6連勝中。ヤクルトに連勝しカード勝ち越しを決められれば、他球場の結果次第で交流戦首位タイに浮上する可能性もあるだけに、右腕にかかる期待は大きい。
取材・文=どら増田