本塁ベースカバーに向かう際に足首捻る

　DeNAの上茶谷大河投手（25）が8日、札幌ドームでの日本ハム戦に先発登板。3回裏の守備中に左足首を捻り負傷降板した。

　今季3勝目を目指し中10日で先発登板した右腕。2回までゼロを並べたが、3回は先頭の8番・宇佐見に中越え二塁打を許した。無死二塁のピンチを招き、9番・石井に許した打球は一・二塁間を破り右前へ。このプレーで、まず一塁のベースカーバーに向かった上茶谷は、打球が抜けたのを確認したあと本塁のベースカバーに方向転換。このとき足首を捻り激しく転倒した。

　上茶谷は左足首付近を触りながら苦悶の表情。三浦監督やトレーナーらが心配そうな表情でマウンドに向かったが、自力では歩けず、担架に乗せられ負傷退場となった。

　無死一、三塁で緊急リリーフした入江は、1番・淺間に先制の中犠飛を許したあと、2番・アルカンタラには四球を与え、3番・松本には左中間突破の2点適時二塁打を浴びた。DeNAは3回だけで3失点。上茶谷の登板結果は3回途中2安打2失点となった。