● 楽天 1 － 4 巨人 ○
＜1回戦・楽天生命パーク＞

　巨人の戸郷翔征が10日の楽天戦に先発し、9回・132球、1失点の好投で今季7勝目を挙げた。

　戸郷は初回に浅村栄斗に先制の本塁打を浴びたが、2回以降はテンポの良い投球で楽天打線を打ち取っていく。8回終了時点で122球を投げていたが、9回もマウンドへ。

　TBCラジオ制作でニッポン放送でも放送された10日の『楽天－巨人戦』で解説を務めた山﨑武司氏は9回の楽天の攻撃中に「まずは戸郷の顔を見ていると、全く疲労感が出ていないんですよね。この辺りがかなり省エネピッチングを今日は、やってきたんでしょうね。力の入れるボールが何球あったかというところですよね」とコメント。

　9回も危なげなく三者凡退に仕留め、試合終了。山﨑氏は試合後、「132球投げましたけど、よく投げましたよね。余力はかなりあったかなと思いますけど、決して戸郷が絶好調じゃなかったと思うんですけどね」と振り返った。

（提供：TBC POWERFUL BASEBALL）