ニュース 2022.06.11. 07:14

ソフトバンク悔やまれる序盤のスクイズ失敗 井端氏「勝ち越していれば違った展開に…」

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ソフトバンク・甲斐拓也 (C) Kyodo News

交流戦優勝の可能性が消滅


 ソフトバンクは交流戦首位のヤクルトに敗れ優勝の可能性が消滅した。

 1点を先制された直後の1回、1番・周東佑京、2番・牧原大成の連打で無死一・三塁の好機を作るも、3番・柳田悠岐が二ゴロ併殺に倒れ同点止まり。2回は三森大貴とガルビスの連打で一死一・三塁と勝ち越しのチャンスを迎えたが、9番・甲斐拓也が2球目にセーフティースクイズを失敗。4球目にもスクイズを敢行するも再び失敗し、二ゴロ併殺で好機をものにできなかった。

 10日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した井端弘和さんは「ヤクルトの後ろのピッチャーがいいので、1-1から早く勝ち越して(試合を)優位に進めたいということでセーフティースクイズだったんですが、やる前にファーストに走りにいってしまった」と技術的なミスを指摘。

「(4球目の)スクイズもど真ん中なんですよ。スクイズ(のサイン)が出た瞬間にバッターは外されることも含めていろんなコースに来ることを考えていた中でど真ん中にきてバットがついていかなかった」と状況を分析し、「ここで勝ち越していれば違った展開に(なり)ソフトバンクが優位に動いていたのではと思いますね」と序盤で勝ち越せなかったことが敗戦の一因となったとの見解を述べた。

 ソフトバンクはヤクルト3連戦で2勝1分け以上なら逆転Vの望みがあったが、初戦を落とし可能性は消滅。それでも楽天が敗れたため、パ・リーグ首位の座は保った。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

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