◆ DeNA打線の早打ちもあり奪った三振は5つのみ
ロッテの佐々木朗希投手(20)が11日、本拠地・ZOZOマリンでのDeNA戦に先発登板。8回3安打1失点と好投したが、打線の援護に恵まれず勝敗なしの結果に終わった。
初回は5球で3者凡退の好スタート。しかし2回、先頭の4番・牧にカウント1-1後のカーブを右翼席に運ばれ先制を許した。今季は開幕から9試合連続で本塁打を浴びていなかったが、前回3日の巨人戦(東京ドーム)で岡本和に浴びた右越え2ランに続き2試合連続の被弾。防御率0.49だった本拠地・ZOZOマリンでは今季初被弾となった。
それでも、6番・桑原から初三振を奪うなど後続をピシャリ。3回は二死から1番・佐野に右前打を許したが、同学年対決となった9番・森を遊飛に退けるなどゼロを刻んだ。4回からは2イニング連続の3者凡退。しかし、打線が今季初勝利を目指すDeNA先発・京山から5回まで得点を奪えず我慢の投球が続いた。
6回は二死から安打と盗塁で得点圏に走者を背負ったものの、3番・蝦名を空振り三振に仕留め無失点。するとその裏、ようやく味方打線が1点を奪い同点に追いついた。
佐々木は7回、8回も3者凡退に抑え、8回94球、3安打1失点、5奪三振無四球の好投で降板。試合前1.77だった防御率は1.70に良化したが、同点の場面で2番手・益田にマウンドを譲ったため、3戦未勝利で今季6勝目はお預けとなった。