ニュース 2022.06.16. 14:20

大谷翔平が快挙阻止の10戦連続安打も…エ軍はノーノー&完封回避がやっとの3連敗

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ドジャース戦の9回、チーム初安打となる三塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平
○ ドジャース 4 - 1 エンゼルス ●
<現地6月15日 ドジャー・スタジアム>

 エンゼルスはドジャースとのフリーウェイシリーズ2連敗。大谷翔平がノーヒットノーランを阻止する一打を放ち自身10試合連続安打としたものの打線は元気なく、快挙&完封負けを阻止するのがやっとだった。

 前日に右手首痛で再離脱したレンドンを欠くエンゼルス打線は、スイッチヒッターも含めて7人の右打者をスタメンに並べたものの、左腕のアンダーソンが繰り出すチェンジアップとファストボールのコンビネーションに大苦戦。初回に2番・トラウトが四球、2回に5番・ウォルシュが死球、7回にもウォルシュが投手の悪送球で出塁するも後続なくゼロ行進。

 それでも9回、先頭打者のトラウトが見逃し三振に倒れ大歓声のなか、3番・大谷が初球を強振。鋭いライナーがダイビングキャッチを試みた右翼手・ベッツの目の前でバウンドし、ボールが転々とする間に大谷はゆうゆうと三塁へ。自身10試合連続安打となる右翼線三塁打で、相手左腕のノーヒットノーランを阻止した。

 ここで快挙達成を逃したアンダーソンはお役御免となり、ドジャースベンチは抑えのキンブレルを2番手に起用。エンゼルスは4番・ダフィーが代わり端をとらえる中前適時打を放ち、26イニングぶりにスコアボードに得点を刻んだが反撃もここまで。12日のメッツ戦から3連敗となった。

 なお、大谷翔平は見三振、空三振、遊ゴロ、右三塁打の4打数1安打2三振の成績で、今季の打率を「.259」にダウン。あす現地16日のマリナーズ戦(ティーモバイルパーク)は投手としても先発予定で、自身2連勝での今季5勝目に加え、2週連続でチームの連敗ストップを託されることになった。

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