両リーグともに「本塁打」で受賞
日本野球機構(NPB)は17日、「スカパー!月間サヨナラ賞」の5月度受賞者を発表。セ・リーグはヤクルトの山崎晃大朗選手、パ・リーグは西武の栗山巧選手が受賞した。
山崎は5月25日に神宮球場で行われた日本ハム戦にて、2点ビハインドの9回無死二・三塁から右翼席へ飛び込む逆転サヨナラ3ランを放った。ヤクルト勢の受賞は2021年10・11月度の山田哲人以来。山崎にとっては初受賞となった。
栗山は5月29日にベルーナドームで行われたDeNA戦にて、2-2の同点で迎えた9回、代打でイニングの先頭打者として登場し、右翼席へサヨナラ本塁打を放った。栗山にとっては2017年8月度以来、5年ぶり2度目の同賞受賞となった。
なお、受賞選手には、スカパーJSAT株式会社より、トロフィーと賞金30万円が贈られる。
▼ 山崎晃大朗選手(ヤクルト)コメント全文
まさか僕が受賞するとは思っていなかったのですが、野球人生の中で一度でいいから獲ってみたい賞だったので今回選んでいただいたことは大変光栄です。
普段はサヨナラの選手を迎えることが多いのですが、今回「こんなに蹴られるんだ」と相手の痛みを実感できました(笑)
サヨナラホームランは本当に嬉しかったですし、それは球場やTVの前で応援してくれるファンの方のおかげだと思っていますので、これからもチームの勝ちにつながる1本を打っていきます!応援よろしくお願いします。
▼ 栗山巧選手(西武)コメント全文
スカパー! サヨナラ賞を獲ることが出来て嬉しく思います。
(受賞が決まったと聞いて)そりゃ獲れるよな!代打でサヨナラやったら俺やろな!と思いました(笑)
あの場面、ホームランはイメージになかったのですが、「ここでホームラン出るか!」という不思議な気持ちと、嬉しい気持ちが入り混じった気持ちになりました。
今度はスタメンでサヨナラ賞獲りたいです。どんな展開でも野球には「サヨナラゲーム」という展開がありますから、これからも最後まで目を離さずに見て頂ければと思います!