ニュース 2022.06.18. 19:08

ヤクルト7連勝で巨人と9差の独走態勢 逆転V弾の山崎「後ろにつなぐ意識で毎打席入っている」

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ヤクルト 山崎晃大朗
2022.06.18 14:00
東京ヤクルトスワローズ 10 終了 6 広島東洋カープ
神宮
○ ヤクルト 10 - 6 広島 ●
<8回戦・神宮>

 セ・リーグ首位のヤクルトは18日、本拠地で広島との乱戦を制し7連勝。球団記録を更新する10カード連続勝ち越しを決め、貯金を今季最多の「21」とした。

 好調のチーム状態を象徴するように、打線はどこからでも繋がる。2-1と1点を追う6回。逆転の口火を切ったのは二死から代打で登場した内山壮真だ。ここまで打ちあぐんでいた森下暢仁のカーブを捉えて中前への安打で出塁すると、1番に戻って塩見泰隆も中前打で繋いだ。

 二死一・三塁とチャンスをつくり、森下が投じた121球目。カウント2-2から2番・山崎晃大朗が振り抜いた打球はライトスタンドへ吸い込まれる値千金の2号逆転3ラン。

 「ツーアウトからチャンスで回ってきたのでなんとしてでもランナーを還したかった」と、5月25日の交流戦でも逆転サヨナラ3ランでヒーローになった男が、またしても大仕事をやってのけると、さらに、続く3番の山田哲人がレフトスタンドへ14号ソロを放ってこの回、一挙に4点を入れて試合をひっくり返した。

 「ミート確率を上げるために(バットを)短く持っています」という山崎は、この日3安打4打点の活躍。6回の3ランについては「後ろにつなぐ意識で毎打席入っている。それがたまたまホームランになった」と話し、あくまで繋ぎの役割に徹しながら結果を残している。

 高津臣吾監督は山崎について「しっかり狙い球を絞ってワンスイングで決めましたね。あそこまで飛距離も出ていたので、いいスイングだったんじゃないか」と称えた。
 
 この日は合計10得点を挙げ、広島の粘りを退けたヤクルトは、ここまでチーム全員でカバーし合いながら好調を維持してきた。

 この日は1点リードを許していた場面で登板した木澤尚文が5回と6回を無失点で抑えると、5-2と3点リードの7回はリリーフの今野龍太が2点を奪われたものの、二死満塁という場面でマウンドに上がった田口麗斗が代打の長野久義を空振り三振に切って取り、同点を許さなかった。

 2位・巨人との差は今季最大の9ゲーム差まで開いた。チーム全員で勝利をつかむ姿勢が勝利を手繰り寄せている。

取材・文=別府勉(べっぷ・つとむ)

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