2022.06.22 18:00 | ||||
オリックス・バファローズ | 5 | 終了 | 0 | 福岡ソフトバンクホークス |
京セラD大阪 |
19日ぶりの“ローテ復帰登板”
日本野球機構(NPB)は22日の予告先発を発表。ソフトバンク戦(京セラD大阪)に先発するオリックスの田嶋大樹が、登板前日のメディア取材に応じた。
田嶋は前回登板の3日・広島戦(マツダスタジアム)で2勝目を上げたものの、翌4日に出場選手登録を抹消。その後も一軍に帯同しながら練習していた。
約3週間ぶりの一軍マウンドを前に、田嶋は「いい期間だった」と今回の調整期間を振り返った。
首脳陣の意向で一度実戦から離れたことで、「体の感覚が変わって、疲れてたんだなっていう実感が沸いた」と自身の変化を実感。この期間は走り込みの量を増やし、後半戦への準備と疲労回復に努めたという。
「ローテーションに入ってると、ゲームのことで1週間頭がいっぱいになって、毎週毎週課題が出て、頭の中がいっぱいになって、自分と向き合う時間も少なくなって来てというところで、いろんな心身の(披露の)蓄積があったと思う。そういったところをリカバリーするようには心掛けました」
14日には広島との練習試合(京セラD大阪)に先発し3回を無失点。「(感覚が)戻ってましたね」と手ごたえを感じている様子だった。
ソフトバンク戦は今季2試合に登板して白星こそないものの、防御率1.42と相性は悪くない。それでも「(今は)相手を意識してる余裕ない」と話し、「自分がマウンドで一生懸命投げることでいっぱいいっぱいなんで、しっかり仕事をしたい。チームの役に立ちたいんで。頑張りたいという思いだけで頑張ろうかなと思ってます」と田嶋らしいコメントで会見を締め括った。
田嶋に限らず、昨年から首脳陣は投手陣の疲労を見抜き、先を見据えて登録を抹消をすることがあった。今回はリフレッシュ明けの左腕がどのような投球を見せてくれるのか注目だ。
取材・文=どら増田