値千金のプロ初のサヨナラ打!
中日は三ツ俣大樹の決勝打で今季5度目のサヨナラ勝ち。
打線はヤクルト先発・小川泰弘の前に7回までわずか1安打。それでも1点を追う8回、無死一・三塁の好機を作り、代打・溝脇隼人の併殺打の間に同点に追いついた。
延長10回はヤクルト2番手・今野龍太を攻め二死満塁の好機。ここで相手が左腕の田口麗斗にスイッチすると、立浪監督は京田陽太の打順で代打・三ツ俣をコール。三ツ俣はカウント1-2と追い込まれたが、4球目の直球を左前へ弾き返し試合を決めた。
21日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した笘篠賢治さんは「今シーズン、代打(起用)は2回目なんですよ。そのなかで2球(ストライクを)見逃した時、ダメかなと思いましたが、追い込まれて完全に開き直った気持ちで振ることができた」と振り返り、「今日は非常に良いゲームでしたが、勝つか負けるかは大きな違いなのでナイスヒットでしたね」とプロ初のサヨナラヒットを打った30歳の苦労人を称賛した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』