ニュース 2022.06.22. 23:31

オリックス・田嶋が2年ぶり完封勝利 中嶋監督は打線の援護にホッ「勝ちつけないわけにいかない」

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先発して好投を見せた田嶋大樹 (C) Kyodo News
2022.06.22 18:00
オリックス・バファローズ 5 終了 0 福岡ソフトバンクホークス
京セラD大阪
○ オリックス 5 - 0 ソフトバンク ●
<11回戦・京セラD大阪>

 オリックスが首位ソフトバンクに連勝した。3週間ぶりの一軍登板だった先発の田嶋大樹は、ソフトバンク打線相手に初回と2回こそピンチを背負ったものの、3回以降は9回途中までパーフェクトピッチング。自身2年ぶりとなる完封勝利で今季3勝目(3敗)を手にした。

 打線は田嶋の好投に応えるべく、6回無死一・二塁から、4番・杉本裕太郎がバックスクリーンに8号3ランを放り込み先制すると、7回も福田周平の適時三塁打に続き宗佑磨の犠飛で計5点の援護。田嶋は4安打無失点、無四球7三振、110球で9イニングを投げぬいた。

 試合後、田嶋は「今の気持ちとしてはすごくうれしいんですけど、まだシーズン途中なので、次に向けてしっかりと準備したいと思います!」と話し、既に視線を次の登板に向けている様子。

 この日の投球については「しっかりとテンポよく打ち取っていこうと思ってマウンドに上がっていました。バックにヒット性の当たりを何本も捕ってもらっていましたし、(福田)周平さんにもホームでアウトにしてもらっていたので、きょうは本当に感謝しかないです!若月さんのリードと、野手陣にしっかり守ってもらって、しっかりと打ってもらっていたので、余裕を持ってマウンドに上がることが出来ていました」と振り返った。

 2020年9月16日・楽天戦(ほっと神戸)以来の完封勝利となったが、「前回、初完投してから、もう一度やりたいという気持ちはずっと持っていました。こうして実現できてうれしいですし、こういう機会をどんどん増やせるように、もっと練習して頑張っていきたい」と語り、「今回の投球を糧にして、次のステージに進んでいきたいですし、どんどんレベルアップしていきたいと思います」とさらなるレベルアップを誓った。

 また、「本拠地のファンの皆さんの前で完封できてよかったですし、初完封の時もほっともっと(神戸)だったので、またもう一度完投する時もホームで出来るようにしていきたい」と本拠地での快投にこだわりを見せた。


 中嶋聡監督は田嶋について、「良かったですね、ほんとに。まあ初回のね、福田のプレー(バックホームで刺す)が非常に田嶋を乗らしてくれたのかなと思いますし、大きいプレーだったですよね。しっかり低めの真っすぐにしても、スライダーにしても良かったですよね」と投球内容を評価した。

 攻守に援護した野手に関しても「宗にしろ、紅林にしろ、安達もそうですし、若月、みんな良かったです。若月、よく頑張ったですね。きょう良かったです」と満足気な表情。

 杉本の一発がスタンドインした瞬間には、中嶋監督がベンチで両拳を掲げてガッツポーズする様子が中継カメラにとらえられていたが、「喜んでませんでした。一切喜んでないです、はい。一切、心配ばっかり」と冗談混じりに否定しつつ、「そりゃ大きいですよ、ホントに。欲しいところでね。やっぱり、昨日の追い上げというか、ああいうのがありますんでね、5点でも追い上げてくるっていう緊張感もありますし、何点でも欲しいですよね」と振り返った。

 田嶋が好投していただけに「まさか勝ちつけないわけにもいかないんで、ついて良かったですよ、ホントに。そっちがほっとしましたよ」と安堵の表情を浮かべていた。

 これでチームの借金は残り3つ。勝率5割復帰へ「一つ一つですよ」と一戦必勝を誓った。


取材・文=どら増田
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