イースタン・リーグ屈指のリリーバー
ヤクルトは26日、育成登録だった小澤怜史投手(24)と支配下選手契約を結んだことを発表。同日付で出場選手登録され、さっそく一軍昇格も果たした。
小澤は日大三島高から2015年のドラフト2位でソフトバンク入りした右腕。2年目に一軍デビューを果たすも、2019年から育成契約となり、翌2020年シーズン終了後に自由契約。同年冬の12球団合同トライアウトを経て、2021年シーズンからヤクルトに育成選手として加入した。
移籍後はアームアングルを下げるフォーム改造にも取り組み、今季ここまでチーム最多の二軍公式戦24試合に登板し、1勝1敗8セーブ、防御率1.30の好成績をマーク。20イニング以上投げた投手の中では、リーグトップの被打率.097、同3位のWHIP0.72と、圧巻のパフォーマンスを披露していた。
背番号は「014」から「70」に変更となることが決定。自身4年ぶりの支配下復帰を果たした右腕の“再デビュー”が目前に迫っている。