2022.06.29 18:00 | ||||
横浜DeNAベイスターズ | 4 | 終了 | 2 | 阪神タイガース |
横浜 |
チーム浮上へ不可欠な守護神復活
DeNAは阪神に2連勝しカード勝ち越しを決めた。4位の阪神と0.5差に詰めより、30日のカード3戦目も勝てば4位浮上。3位の広島とも2.5差に迫っており、混戦模様のAクラス浮上も見えてきた。
29日の阪神とのカード2戦目は、先発の石田健大が6回途中2失点と粘投し、試合後半はリリーフ投手陣が無失点リレー。2点リードの最終回はクローザーの山﨑康晃が三者凡退に押さえて締めくくった。
山﨑は一昨年から調子を落とし、クローザーのポジションを三嶋一輝に譲っていたが、今季は再び9回のマウンドへ返り咲き。6月9日の日本ハム戦から8試合連続の無失点投球で防御率は2.28まで良化し、セーブ数も栗林良吏(広島)と並ぶリーグ4位の「15」まで伸ばしてきた。
29日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の江本孟紀さんは、「身体もキレてきた感じがする。太り過ぎて駄目な時期もありましたけど、締まってきたというのもあるしね」と、コンディションを整えて今季に臨んできた山﨑の状態についてコメント。
球界屈指の実績を持っているだけに、「まだまだわからないですよ。これくらいバンバンやらなきゃ」と、長いシーズンを戦い抜いてあらためて評価される立場にあることを強調しつつ、「よく打つ割には得点数が少ないチームなので、こうやって勝ちパターンができてきたのはいいね」と、山﨑の復活が逆襲を目指すチームにとって大きなポジティブ要素であることも伝えた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』