4年目・市川悠太がプロ初登板
ヤクルトはDeNAに競り負け、連勝は「4」でストップ。2リーグ制後最速となる優勝マジックの点灯はお預けとなった。
1点を追うヤクルトは9回、4番手に4年目の市川悠太がプロ初登板。市川は先頭の宮崎敏郎に二塁打を浴び、ワイルドピッチと四球で無死一・三塁とピンチを招く。一死後に森敬斗のファーストゴロを一塁手のオスナが本塁に送球してセーフとなり、フィルダースチョイスで追加点を許した。続く、嶺井博希はショートへのダブルプレーで打ち取り、被安打1、1失点でデビュー登板のマウンドを終えた。
1日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に生出演した谷繁元信さんは「この状況でプロ初登板ですよ。また、高津監督がやったかという感じですよ。こういうのを高津さんは結構やりますよね。勇気がいる采配なんですけど、ヤクルトの今の状況が今日負けましたけど、貯金27ですよ。まあ、ちょっと(若手を)見てみようかというところなんですが、これがまた成長してきたら戦力になるわけですよ」と将来を見据えて厳しい場面で若手に経験を積ませた高津監督の采配を称賛。
「ここ2、3年でこうやって戦力になってきたピッチャーがいっぱいいるんですよ。だから、(市川は)今日良い経験をしたと思うので次につなげていってほしいですね」と4年目でプロ初登板のチャンスを掴んだ右腕へエールを贈った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』