日本野球機構は6日、7月26日に福岡PayPayドーム、27日に松山・坊っちゃんスタジアムで開催される『マイナビオールスターゲーム2022』のファン投票の最終結果を発表した。
ロッテからは先発部門で佐々木朗希、捕手部門で松川虎生、DH部門でレアードの3選手がファン投票でオールスター出場を決めた。
ロッテ球団から3人の選手がファン投票でオールスター出場を決めたのは、2010年の里崎智也氏(捕手)、金泰均(一塁)、井口資仁(二塁)以来12年ぶり。21世紀以降、ロッテから3人以上の選手がファン投票でオールスター出場を決めたのは今回、10年、そして05年の薮田安彦(中継ぎ投手)、小林雅英(抑え投手)、西岡剛(二塁手)の3例。
察しのいいロッテファンは気がついたかもしれないが、05年がリーグ優勝、日本一を達成し、10年もリーグ3位から日本一となっている。そうなると、今年も3人の選手がファン投票でオールスター出場を決めており、日本一への機運も高まってくる。
ロッテは現在首位・ソフトバンクと5.5ゲーム差の4位とはいえ、1974年以来となる勝率1位でのリーグ優勝を狙える位置につけている。忘れてはならないのは、あくまで過去の話で、もちろんリーグ優勝、日本一を成し遂げて欲しいが、3人選ばれたからといってリーグ優勝、日本一が必ずできるとは限らない。オールスター明けの選手、監督、コーチ、スタッフ、ファン全員の頑張りがあって初めて達成できるものである。
▼ 佐々木朗希
「選んでいただいてすごく光栄ですし、まさか自分がという気持ちです。選んでいただいた方々にピッチングで感謝の気持ちを伝えて、その中で自分の持っているパフォーマンスを最大限発揮できるように頑張りたいと思っています」
▼ 松川虎生
「選んでいただいてすごく光栄に感じますし、感謝の気持ちで一杯です。すごい選手がたくさんいる場なので、色々な話を聞いたりして少しでも良い経験ができるように頑張りたいと思っています。楽しみっス」
▼ レアード
「本当に名誉なことです。ファンの皆様には毎回、選んでいただいて非常に感謝しています。何回かオールスターに出させていただいていますが今回は佐々木朗希投手・松川捕手の若い2人のプレーヤーと一緒に出られるということが特別に感じますし、非常にワクワクしています。とても楽しみです。オールスターで今年もスシパフォーマンスが出来たら最高です。幕張スシさいGO!」
ロッテには魅力的な選手は多いが、ファン投票でオールスター出場となるとかなりハードルが高かった。14年からの5年間はファン投票でオールスターに出場した選手がおらず、17年には本拠地開催にも関わらずファン投票での出場が誰もいなかった。19年にレアード、21年のレアード、マーティンがファン投票でオールスター出場を決めたが、残念ながら日本人選手はファン投票での出場が叶わなかった。
今回、佐々木朗希、松川の将来マリーンズを引っ張っていくであろう2選手がファン投票でオールスター出場を勝ち取ったというのは意味がある。佐々木朗希、松川だけでなく、安田尚憲、藤原恭大といった将来的にはファン投票でオールスター出場できそうな選手たちもいる。人気と実力がイコールになったときに、ファン投票でオールスターに出場するロッテの選手が増えていくはずだ。
▼ 21世紀以降3人以上がファン投票でオールスターに出場
05年:薮田安彦(中継ぎ投手)、小林雅英(抑え投手)、西岡剛(二塁手)
10年:里崎智也(捕手)、金泰均(一塁手)、井口資仁(二塁手)
22年:佐々木朗希(投手)、松川虎生(捕手)、レアード(指名打者)
文=岩下雄太
ロッテからは先発部門で佐々木朗希、捕手部門で松川虎生、DH部門でレアードの3選手がファン投票でオールスター出場を決めた。
ロッテ球団から3人の選手がファン投票でオールスター出場を決めたのは、2010年の里崎智也氏(捕手)、金泰均(一塁)、井口資仁(二塁)以来12年ぶり。21世紀以降、ロッテから3人以上の選手がファン投票でオールスター出場を決めたのは今回、10年、そして05年の薮田安彦(中継ぎ投手)、小林雅英(抑え投手)、西岡剛(二塁手)の3例。
察しのいいロッテファンは気がついたかもしれないが、05年がリーグ優勝、日本一を達成し、10年もリーグ3位から日本一となっている。そうなると、今年も3人の選手がファン投票でオールスター出場を決めており、日本一への機運も高まってくる。
ロッテは現在首位・ソフトバンクと5.5ゲーム差の4位とはいえ、1974年以来となる勝率1位でのリーグ優勝を狙える位置につけている。忘れてはならないのは、あくまで過去の話で、もちろんリーグ優勝、日本一を成し遂げて欲しいが、3人選ばれたからといってリーグ優勝、日本一が必ずできるとは限らない。オールスター明けの選手、監督、コーチ、スタッフ、ファン全員の頑張りがあって初めて達成できるものである。
▼ 佐々木朗希
「選んでいただいてすごく光栄ですし、まさか自分がという気持ちです。選んでいただいた方々にピッチングで感謝の気持ちを伝えて、その中で自分の持っているパフォーマンスを最大限発揮できるように頑張りたいと思っています」
▼ 松川虎生
「選んでいただいてすごく光栄に感じますし、感謝の気持ちで一杯です。すごい選手がたくさんいる場なので、色々な話を聞いたりして少しでも良い経験ができるように頑張りたいと思っています。楽しみっス」
▼ レアード
「本当に名誉なことです。ファンの皆様には毎回、選んでいただいて非常に感謝しています。何回かオールスターに出させていただいていますが今回は佐々木朗希投手・松川捕手の若い2人のプレーヤーと一緒に出られるということが特別に感じますし、非常にワクワクしています。とても楽しみです。オールスターで今年もスシパフォーマンスが出来たら最高です。幕張スシさいGO!」
久しぶりに日本人選手のファン投票でのオールスター
ロッテには魅力的な選手は多いが、ファン投票でオールスター出場となるとかなりハードルが高かった。14年からの5年間はファン投票でオールスターに出場した選手がおらず、17年には本拠地開催にも関わらずファン投票での出場が誰もいなかった。19年にレアード、21年のレアード、マーティンがファン投票でオールスター出場を決めたが、残念ながら日本人選手はファン投票での出場が叶わなかった。
今回、佐々木朗希、松川の将来マリーンズを引っ張っていくであろう2選手がファン投票でオールスター出場を勝ち取ったというのは意味がある。佐々木朗希、松川だけでなく、安田尚憲、藤原恭大といった将来的にはファン投票でオールスター出場できそうな選手たちもいる。人気と実力がイコールになったときに、ファン投票でオールスターに出場するロッテの選手が増えていくはずだ。
▼ 21世紀以降3人以上がファン投票でオールスターに出場
05年:薮田安彦(中継ぎ投手)、小林雅英(抑え投手)、西岡剛(二塁手)
10年:里崎智也(捕手)、金泰均(一塁手)、井口資仁(二塁手)
22年:佐々木朗希(投手)、松川虎生(捕手)、レアード(指名打者)
文=岩下雄太