8勝目を手にしたエンゼルス・大谷翔平

● マーリンズ 2 - 5 エンゼルス ○
<現地7月6日 ローンデポ・パーク>

 エンゼルスの大谷翔平選手(28)が現地時間6日(日本時間7日)、敵地でのマーリンズ戦に「3番・指名打者/投手」で先発出場。打者としては決勝打を放ち4打数1安打1四球1盗塁2打点、投手としては7回2安打1失点(自責点0)、3四球10三振の好投で、自身5連勝となる今季8勝目(4敗)を手にした。

 大谷は初回に遊撃手・レンヒーフォの悪送球をきっかけに二・三塁のピンチを迎え、3番・クーパーの右犠飛で先制を許したものの、2回二死一・二塁のピンチを切り抜けてからは危なげない投球。尻上がりの投球でゲームメイクした。

 打線は1点ビハインドの5回、下位打線が満塁のチャンスを作ると、2番・トラウトへの押し出し死球で同点とし、なおも二死満塁のチャンスで3番・大谷がシフト破りの流し打ちで左前打。チームを支えるリアル二刀流の一打で2人の走者が生還し、これが決勝打となった。

 自ら勝ち越し点を叩き出した大谷は、逆転直後の5回裏もあっさり三者凡退で片付け、2回二死から7回先頭まで打者15人斬りの圧巻投球。リードを4点に広げた7回一死から2つの四球を出してピンチを招いたたが、最後は代打・フォーテスをスライダー3球で空振り三振に仕留め、自身3試合連続となる2ケタ奪三振に乗せた。

 この試合はカーブを有効的に活用する場面も見られ、マーリンズ打線を翻弄。7イニングを100球、自責点0でまとめ、今季の防御率は「2.68」から「2.44」に良化。1イニングあたりに許す走者数を表すWHIPも1をきり「0.99」となった。

 大谷の投打に渡る奮闘で、チームの連敗は4でストップ。エンゼルスは現時点で借金7、首位と16.5ゲーム差の地区4位と厳しい戦いが続いているが、大谷は試合後のTVインタビューで「連敗したりとか、悪い流れが多かったりとかありますけど、1試合1試合やっぱり(シーズン)長いので切り替えながらいかないといけないと思いますし、今日以降また遠征もあるので、切り替えて連勝できるように頑張りたいと思います」と巻き返しを誓った。

この記事を書いたのは

藤田皓己

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