DeNA 0 - 0 中日
<10回戦・横浜>
3連敗中の中日は今季初の引き分け。投手陣の奮闘に打線が応えることができず、延長12回スコアレスドローに終わった。
高卒2年目の先発・髙橋宏斗が球団の日本人最速記録となる158キロをマークするなど、立ち上がりから圧巻の投球でDeNA打線を制圧。7回まで散発3安打無失点、2四球9三振と上々の投球でゲームメイクした。
しかし、援護したい打線は相手先発・東克樹の前に2回、3回、5回と得点圏に走者を置いたが、チャンスであと1本が出ずに8回までゼロ行進。9回には「3番・左翼」でプロ初先発した福元悠真が山﨑康晃からプロ初安打となる中安打で出塁したものの、続くビシエドが遊ゴロ併殺。10回二死一・二塁のチャンスでも代打・溝脇隼人が二ゴロと、最後までホームが遠かった。
髙橋宏の後を受けたリリーフ陣も、5イニングをわずか1安打に抑える盤石の無失点リレーを見せた一方で、打線は2日・阪神戦(バンテリンドーム)の7回に岡林勇希が右前適時打を放ったのを最後に、4試合にわたって32イニング連続タイムリーなし。12球団ワーストの得点数に沈む打線の不振が深刻だ。