連続試合安打が30でストップ
連続試合安打の日本記録にあと「3」と迫っていた阪神の近本光司は、7日の広島戦で先発・アンダーソンの前に一ゴロ、左飛、中飛と3打席凡退し、最終回の第4打席は栗林良吏に二ゴロに打ち取られ4打席無安打。5月27日・ロッテ戦(ZOZOマリン)以来となるノーヒットに終わり、マット・マートンが持つ「30試合連続安打」の球団タイ記録止まりとなった。
7日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた高木豊さんは、「阪神が9回、ノーアウト一・三塁でセーフティースクイズを止めたんですよ。これで(9回裏は)1点差でいくと思ったんですね。でも、(二死一・二塁から)松山に2点タイムリーを打たれてしまった」と振り返り、「(裏の攻撃で)近本に回ってくるんですよ。僕が何を言いたいかというと、1点差と3点差ではまったく気持ちが違う。(3点差になると)気持ちがちょっと抜けるというか…」と9回の2失点が近本の最終打席に影響を及ぼしたとの見解を示した。
解説を務めた松中信彦さんも「全然(気持ちが)違いますね。あれで抑えていれば阪神に流れがきて近本も気持ちよく打席に入れたと思うんですよ」と同調し、「追い上げるのに1点差と3点差だと打席に入る気持ちもだいぶ違ってきますので」と9回の2失点を悔やんだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』