ノーヒッター山本は通算6度目の受賞
日本野球機構(NPB)は8日、6月度の「大樹生命月間MVP賞」受賞選手を発表。セ・リーグは小川泰弘投手と村上宗隆選手が選出され、リーグ連覇へ突き進むヤクルト勢が投打ダブル受賞。パ・リーグは山本由伸投手と、杉本裕太郎選手のオリックス勢がダブル選出された。
セ・リーグ投手部門で選出された小川は、月間4試合(29回)に登板し、リーグトップトップの3勝(0敗)、同2位の防御率1.55の好成績をマークし、2018年6月度以来自身4シーズンぶり3度目の受賞。球団の投手では2019年8月度に受賞したデービッド・ブキャナン投手以来の受賞となった。
セ・リーグ打者部門で選出された村上は、全23試合に出場し打率.410(83-34)、14本塁打、35打点、OPS1.455の驚異的なパフォーマンスでチームを牽引。2020年6・7月度以来、自身2度目の勲章を手にした。
パ・リーグ投手部門で選出された山本は、6月18日・西武戦(ベルーナドーム)で史上97度目(86人目)となるノーヒットノーランを達成。月間防御率0.56はリーグ2位だったが、12球団最多の32イニングを投げ4戦3勝、33奪三振の好成績を記録。昨年10・11月度以来、通算6度目の受賞となった。
パ・リーグ打者部門で選出された杉本は、期間中の全21試合に出場し打率.282(78-22)でリーグトップタイの15打点、2位タイの5本塁打、2位の長打率.538の好成績をマーク。21試合中19試合で出塁したほか、殊勲打5本と勝負強い打撃も光った。なお、オリックスの投打ダブル受賞は21年6月度に山本と杉本が選出されて以来通算13度目。
受賞した各選手には記念品と賞金30万円が贈られる。