駿太はオリックスと中日の両球団に感謝
オリックスと中日は8日、後藤駿太選手と石岡諒太選手の交換トレードが成立したことを発表した。
中日への移籍が決まった後藤は、前橋育英高から2010年ドラフト1位でオリックスに入団するも、なかなかレギュラー定着ならず、プロ12年目の今季はここまで26試合に出場し打率.184、0本塁打、2打点の成績。出場機会が少なくなっていたところで新天地での再挑戦が決まった。
後藤はオリックス球団を通じてコメントを発表し、オリックスと中日の両球団へ感謝。「これから舞台が変わることになりますが、また僕が元気にプレーしている姿を見てもらえることが恩返しだと思って、オリックスで叶わなかったことは次の舞台でも目標に掲げて、自分らしさを出して頑張っていきたいと思います」と新天地での活躍を誓った。
オリックスへ移籍することになった石岡は、JR東日本から15年ドラフト6位で中日に入団。故障の影響もあって、一時は育成契約に切り替わったこともあったが、昨年途中に支配下復帰を果たし、今年ようやくプロ初安打を記録した苦労人。こちらも一軍で出場機会が確保できないなか、新天地で挑戦の機会を得た格好となった。
石岡は中日球団を通じて「活躍することができませんでしたが、オリックスで活躍することが恩返しになると思います。怪我が多かった6年間ですが、みていただき、ドラゴンズには感謝しかないです。オリックスでも頑張ります」とコメント。オリックスでの背番号は「00」に決まった。
後藤駿太選手・コメント全文
オリックスにはドラフト1位指名で取っていただいて、12年間本当にお世話になったチームですので、感謝の気持ちしかありません。
ここまで期待をしていただいた中で、なかなかその期待に応えられなかったことは、チームの関係者やファンの皆さんに対して本当に申し訳ない気持ちです。
そんな中でも、ファームにいる時もモチベーションを上げていただいていたコーチ陣、スタッフの方々やチームメイト、そして応援に来てくださっていたファンの方々には本当に感謝したいです。
これから舞台が変わることになりますが、また僕が元気にプレーしている姿を見てもらえることが恩返しだと思って、オリックスで叶わなかったことは次の舞台でも目標に掲げて、自分らしさを出して頑張っていきたいと思います。
ドラゴンズさんには、年齢的にも30歳手前になってきている選手をこうして必要としていただいていることに本当に感謝したいと思います。
こうして選んでいただいたことになんとか恩返しが出来るように、そしてドラゴンズファンの方々に応援していただけるように一生懸命頑張っていきたいです。
石岡諒太選手・コメント全文
中日ドラゴンズで6年半お世話になり、ありがとうございました。
活躍することができませんでしたが、オリックスで活躍することが恩返しになると思います。
怪我が多かった6年間ですが、みていただき、ドラゴンズには感謝しかないです。
オリックスでも頑張ります。ありがとうございました。