2022.07.08 18:00 | ||||
東京ヤクルトスワローズ | 0 | 終了 | 8 | 阪神タイガース |
神宮 |
● ヤクルト 0 - 8 阪神 ○
<13回戦・神宮>
首位のヤクルトはリーグトップの防御率を誇る阪神・青柳晃洋の前に3安打に抑え込まれ、完封負けを喫した。
先発の高梨裕稔は「先制されて粘って投げていたのですが、最後、粘り切れず申し訳ないです」と6回6安打3失点。初回に佐藤輝明に適時三塁打で先制されたあとは無失点で抑えていたが、6回に近本光司に1号2ランを浴びてしまい、今季5敗目(5勝)を喫した。
高津臣吾監督は試合後、青柳の前に沈黙した打線について「球が低いのでなかなか捉えるのは難しかった」と振り返った。塩見泰隆をスタメンから外し、山田哲人はベンチ外で休養を与えた。7番の中村悠平以外は左打者をズラリと並べて臨んだが、最後まで得点を挙げることができずに敗れた。
青柳と今季初対戦となった4月22日の試合と同じく3安打完封負け。「2回続けてやられている。このままじゃダメでしょうね」と、悔しさをにじませた指揮官。次こそ雪辱を誓う。
3点ビハインドの7回には2番手でドラフト3位ルーキーの柴田大地がプロ初登板。先頭の山本泰寛を三塁への内野安打で出塁を許すと、バント処理での二塁悪送球もあり一死満塁のピンチを招いてしまう。2番・島田海吏の適時打、3番・近本へはストレートの四球で押し出しを与え、5番の大山悠輔にも適時打を打たれるなど、5安打5失点のデビューとなった。
それでも4番の佐藤輝をスプリットで空振り三振に切って取るなど、大器の片りんも見せた柴田。持ち味である力強いストレートとスプリットに加え、パワー系のカーブも習得しながら、一軍初マウンドを踏んだ。次回以降のチャンスこそ結果を出したい。
高津臣吾監督は柴田について「経験もしてほしいし、これが第一歩なので、いい経験をしたと思って頑張ってほしいなと思います」と、プロ初登板が成長の糧になることを期待した。
取材・文=別府勉(べっぷ・つとむ)
<13回戦・神宮>
首位のヤクルトはリーグトップの防御率を誇る阪神・青柳晃洋の前に3安打に抑え込まれ、完封負けを喫した。
先発の高梨裕稔は「先制されて粘って投げていたのですが、最後、粘り切れず申し訳ないです」と6回6安打3失点。初回に佐藤輝明に適時三塁打で先制されたあとは無失点で抑えていたが、6回に近本光司に1号2ランを浴びてしまい、今季5敗目(5勝)を喫した。
高津臣吾監督は試合後、青柳の前に沈黙した打線について「球が低いのでなかなか捉えるのは難しかった」と振り返った。塩見泰隆をスタメンから外し、山田哲人はベンチ外で休養を与えた。7番の中村悠平以外は左打者をズラリと並べて臨んだが、最後まで得点を挙げることができずに敗れた。
青柳と今季初対戦となった4月22日の試合と同じく3安打完封負け。「2回続けてやられている。このままじゃダメでしょうね」と、悔しさをにじませた指揮官。次こそ雪辱を誓う。
3点ビハインドの7回には2番手でドラフト3位ルーキーの柴田大地がプロ初登板。先頭の山本泰寛を三塁への内野安打で出塁を許すと、バント処理での二塁悪送球もあり一死満塁のピンチを招いてしまう。2番・島田海吏の適時打、3番・近本へはストレートの四球で押し出しを与え、5番の大山悠輔にも適時打を打たれるなど、5安打5失点のデビューとなった。
それでも4番の佐藤輝をスプリットで空振り三振に切って取るなど、大器の片りんも見せた柴田。持ち味である力強いストレートとスプリットに加え、パワー系のカーブも習得しながら、一軍初マウンドを踏んだ。次回以降のチャンスこそ結果を出したい。
高津臣吾監督は柴田について「経験もしてほしいし、これが第一歩なので、いい経験をしたと思って頑張ってほしいなと思います」と、プロ初登板が成長の糧になることを期待した。
取材・文=別府勉(べっぷ・つとむ)