好投も8回に痛恨の失点
日本ハムの上沢直之は7回までソフトバンク打線を1失点に抑えたが、8回につかまり6勝目を逃した。
今季16試合目の先発となった上沢は、4回までソフトバンク打線を1安打に抑える上々の立ち上がり。5回に二死二塁から三森大貴にタイムリーを浴びたものの、7回までソフトバンク打線を1失点に抑える好投。しかし、志願して続投した8回、一死後に周東佑京の三塁打でピンチをつくると、続く牧原大成に同点タイムリー許し、柳田悠岐にも連打されて無念の降板となった。
8日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した谷繁元信さんは上沢の投球について「7回で110球を超えていたので交代かと思いましたが8回は志願して続投したんですよ。(8回)先頭の三森を三振に取って吠えていたように相当気合が入っていました」と評価。
「同点タイムリーは打たれたんですけど、この気持ちをずっと持ち続けてほしい。やっぱり、『代わるか?』と言われて『はい』と言うような(気持ちの)弱いピッチャーではなくて、そういう気持ちで投げ続けていってほしいですね」とエースとしての気概を示した右腕を称えた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』