本塁打ランキング独走の26号
西武の山川穂高が楽天戦で26号2ランを放ちチームを勝利に導いた。
9回の第5打席、楽天の6番手・酒居知史の3球目が頭部付近に抜けバットに直撃。あわや危険球となる後頭部への投球に山川は驚きの表情を浮かべたが、直後のボールを完璧に捉えレフトスタンド中段に叩き込んだ。
8日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した谷繁元信さんは山川の本塁打について「(頭部付近に来て)笑っていますけど、相当イラっときたと思いますよ。バットに当たったからちょっとニヤッとしたんでしょうが、笑ってあの場が終わってよかったですよ」と頭部へ当たらなかったことを案じ、「(打った球は)インサイドに来ないだろうということでほぼ狙い打ちでしたね」と豪快な一打を称賛した。
番組MCを務めた真中満さんは「山川はデッドボールでもニヤッと笑って行くタイプじゃないですか。厳しいところに来られても(笑っていた)山川の表情を見ていると余裕すら感じましたが」とコメントすると、谷繁さんは「でも、内心は『絶対打ち返してやる』と思っていますよ」と返し、山川の心境を推し測った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』