チャンスで1本が出ず…
阪神は巨人に今季17度目となる完封負けを喫した。
打線は2回、二死一・二塁で梅野隆太郎が右邪飛。3回も二死一・二塁で佐藤輝明が三飛。4回は無死一・二塁と巨人の先発・戸郷翔征を攻め立てるも、ロハス・ジュニアが併殺打で続く梅野も空振り三振に。終盤の8回は二死一・二塁で大山悠輔が中飛。9回も一死一・二塁で山本泰寛と中野拓夢が凡退し、巨人を上回る8安打を放ちながらも1点が遠く完封負けとなった。
12日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で番組MCを務めた大久保博元さんは「阪神打線の工夫が足りないなと。同じようにやられるケースが多い」と指摘。
「打てないピッチャーなら個人個人でやるよりチーム単位で攻略することが必要。チームで『低めを捨ててきてるぞ』とか『インサイドを捨ててきてるぞ』みたいなほうが相手ピッチャーは嫌がると思うんですけど…」とチームとしての対応する必要性を説いた。
解説を務めた平松政次さんは「阪神はポイントゲッターの佐藤と大山が打たないとこういうゲームになりますよね。2人の影響力がものすごく強い。チャンスがないわけではないので」と主軸の奮起に期待を込めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』