1082日ぶりの白星!
中日の笠原祥太郎が1082日ぶりの白星。チームは3連勝を飾った。
今季2度目の先発となった笠原は初回、一死から山崎晃大朗に四球、内川聖一に二塁打、村上宗隆に四球で一死満塁。続くオスナにライトへのタイムリーヒットで先制を許すも、西浦直亨をダブルプレーに打ち取り、1失点でピンチを切り抜けた。その後はランナーを出しながらも粘りのピッチングで、5回90球、5安打1失点で降板。リリーフ陣が相手打線を無失点に抑えて1082日ぶりの白星を手にした。
14日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した大矢明彦さんは笠原について「3年ぶりにピッチャーが勝つのはすごく大変なことですよ。3年の間色々なことがあったと思うんですけど」と不整脈の手術やけがなどもあり2年間未勝利だった左腕の復活をねぎらった。
「勝てた一番の要因は初回ですね。西浦に対しては思い切ってインサイドを突いてダブルプレーに取った。あれが大きかったと思います。ダブルプレーで終わることができなかったら何点取られていたか分からないような危ない立ち上がりでしたので」と振り返り、「よく(捕手の)木下が開き直らせて5回まで持たせたと思いますね」と女房役の木下拓哉のリードも評価した。
4号2ランを含む全4打点を挙げた木下について大矢さんは「打席ごとに球種を読んで打っていた。キャッチャーらしいバッティングでピッチャーを助けたと思います」と勝利の立役者を称賛した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』